テレビで見た筋肉隆々の男性、「真伍って何者?」と思った人も多いのではないでしょうか。
真伍さんの本名は諸正真伍(もろまさ・しんご)。元スタントマン、元アメフト選手という異色の経歴を持つ、国内トップクラスのクロスフィットアスリートです。
しかも、フィットネスプロデューサーAYAさんの夫として知られるだけでなく、日本人男子初のアジアチャンピオンにも輝いた実力者。経歴を追っていくと、「筋肉がすごい人」の一言では収まりません。
真伍は何者?クロスフィット日本王者の正体
本名は諸正真伍!AYAの夫としても注目されたアスリート
真伍さんの本名は、諸正真伍(もろまさ・しんご)です。
「諸正」という名字は初見では読みづらいため、テレビなどでは下の名前だけの「真伍」名義で紹介されることがあります。突然「真伍」と表示されると、俳優なのかタレントなのか、それとも格闘家なのか、正体が気になるのも無理はありません。
肩書きはクロスフィットアスリート。競技に出場するだけでなく、クロスフィットや器械体操、体の鍛え方を教えてきたトレーナーでもあります。
さらに、フィットネスプロデューサーAYAさんの夫です。AYAさんも鍛え上げられた体で知られているため、夫婦が並ぶと説得力がすごいことに。まさにフィットネス界のアスリート夫婦と呼びたくなる二人です。
真伍の年齢は39歳で身長176センチ
真伍さんは1986年12月26日生まれ。2026年9月現在の年齢は39歳で、同年12月の誕生日を迎えると40歳になります。
身長は176センチで、出身地は岐阜県。所属事務所のプロフィールでは、趣味に映画鑑賞、特技に「子供と遊ぶ」と記載されています。
競技中の姿だけを見ると、ひたすら自分を追い込むストイックなアスリートという印象が強いものの、特技が「子供と遊ぶ」なのは少し意外です。この柔らかい一面とのギャップも、真伍さんの面白さでしょう。
筋肉の迫力からもっと大柄に見えることもありますが、極端な長身というわけではありません。体格以上に大きく見えるのは、鍛え抜かれた筋肉と、器械体操やスタントで身につけた身のこなしがあるからなのでしょう。
クロスフィットは筋肉だけでは勝てない競技
真伍さんを知るうえで外せないのが、クロスフィットです。
クロスフィットは、走る、跳ぶ、持ち上げる、押す、引くといった日常的な動作を組み合わせ、さまざまな運動能力を鍛えるトレーニング。競技では、ウェイトリフティングや懸垂、ランニングなどを組み合わせた種目に挑みます。
単純に筋肉が大きければ勝てるわけではありません。重いものを持ち上げる力に加え、持久力、瞬発力、柔軟性、バランス、技術、そして苦しい場面で動き続ける精神力も必要です。
真伍さんの経歴には、器械体操、スタント、アメリカンフットボールという異なる競技経験があります。一見すると遠回りにも見えますが、クロスフィットでは、そのすべてが武器になりました。
日本人男子初のアジアチャンピオンになった実力者
真伍さんは、クロスフィット界で日本を代表する実績を残しています。
2012年にはカリフォルニア地区大会で優勝。2014年のアジアリージョン大会では4位となり、2016年にはアジアチャンピオンシップで優勝しました。
この優勝により、日本人男子として初めてアジアチャンピオンになったとされています。AYAさんの夫として初めて真伍さんを知った人にとっては、ここが一番の「へえ」かもしれません。実はAYAさんとの結婚で名前が知られるよりもずっと前から、競技の世界では結果を出していた人物なのです。
2019年にはクロスフィットの世界大会へ出場し、同年の日本大会でも優勝。2023年にもクロスフィット日本大会で優勝しており、一度だけ頂点に立った選手ではありません。
2020年には、アジア人として初めてGridリーグへの参加が決まっていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期されました。世界へ進む新たな機会だっただけに惜しい出来事ですが、それでも真伍さんの実力が海外でも評価されていたことが分かります。
真伍が何者か分かる異色すぎる経歴
3歳から器械体操を始めて身体能力の土台を作った
真伍さんが体を動かし始めたのは、わずか3歳の頃でした。14歳頃まで器械体操に取り組み、ここでアクロバティックな動きの基礎を身につけています。
現在の筋肉だけを見ると、ウェイトトレーニング一筋で体を大きくした人のようにも見えます。しかし、その土台にあるのは幼少期から磨いてきた柔軟性やバランス感覚です。
興味深いのは、スタントマンを意識するようになったきっかけ。小学生のとき、将来の夢について作文を書くことになり、母親の助言を受けて「スタントマン」と書いたそうです。
何気なく書いた将来の夢が、その後の進路につながりました。子供の作文で終わらせず、本当にスタントの世界へ入ってしまうあたり、真伍さんは昔から行動が早かったようです。
高校時代にはヒーローショーへ出演していた
高校生になると、真伍さんは名古屋のアクションクラブに入り、主にヒーローショーへ出演していました。
ヒーローショーでは、決められた動きをこなすだけでなく、安全を確保しながら観客に迫力を伝えなければなりません。特に子供たちの前では、失敗したからと簡単にやり直すわけにもいかないでしょう。
幼少期に続けた器械体操が、ここで実際の仕事につながりました。競技として技を見せる体操と、物語の中で観客を楽しませるアクション。同じ体の動きでも、求められるものはかなり違います。
所属プロフィールの特技に「子供と遊ぶ」とあるのも、ヒーローショーで子供たちを楽しませていた経歴を知ると、どこか納得できます。
18歳から22歳までは本当にスタントマンだった
高校卒業後、真伍さんは倉田アクションクラブに入り、22歳頃までスタントマンとして活動しました。
舞台や映画に出演したほか、テーマパークのショーでもアクロバティックな演技を披露しています。つまり、「元スタントマン風の筋肉タレント」ではなく、本当にスタントを仕事にしていた人物です。
スタントマンには、体操で培った動きの美しさだけでなく、瞬時に状況を判断する能力や恐怖に負けない精神力も必要です。危険に見える動きを安全に成立させるには、派手さの裏側に地道な反復練習があります。
この時期に体を大きくするよう勧められ、本格的なウェイトトレーニングにも取り組むようになったといわれています。現在の体格につながる最初のきっかけは、クロスフィットではなくスタントの現場にあったようです。
スタントマンを辞めてアメフトのトライアウトに合格
真伍さんの経歴は、スタントマンだけでも十分に濃いのですが、そこで終わりません。
中学生の頃に見たNFLが忘れられず、スタントマンを離れた後、社会人アメリカンフットボールチームのトライアウトに挑戦しました。そして見事に合格し、約3年間アメフト選手として活動しています。
安定していたかもしれない仕事を離れ、未経験に近い競技の選考を受ける。なかなか思い切った進路変更です。
アメフトでは、スタントとは違った筋力やスピード、相手との接触に耐える強さが求められます。競技を変えながらも、それまで身につけた身体能力を次の挑戦へ持ち込んでいくのが、真伍さんらしいところです。
24歳で渡米してクロスフィットと運命的に出会う
アメフトの次に真伍さんが選んだのは、アメリカ行きでした。
24歳のとき、自分の可能性を広げるために渡米。そこでクロスフィットと出会います。
帰国後はトレーナー資格を取得し、東京のジムで選手兼コーチとして活動しました。クロスフィットとの出会いが、それまで別々に見えた器械体操、スタント、アメフトの経験を一本につないだことになります。
器械体操で身につけたバランスと柔軟性、スタントで磨いた動作の正確さ、アメフトで鍛えたパワーと瞬発力。クロスフィットのために用意されたような経歴ですが、本人は最初からこの道筋を計画していたわけではありません。
やりたいことを追って動き続けた結果、自分の能力をまとめて生かせる競技にたどり着いたのでしょう。遠回りに見えた経歴が、ここで全部つながります。
香港では選手だけでなく体操やトレーニングも指導
東京のジムで経験を積んだ後、真伍さんは活動の拠点を香港へ移しました。
香港ではクロスフィット選手として競技に挑みながら、クロスフィットや器械体操、体の鍛え方を教えていたとされています。
自身ができることと、それを人に教えられることは別です。真伍さんは、3歳から積み上げてきた体の使い方を、指導者として伝える立場にもなりました。
本人はクロスフィットについて、単なる筋力競技ではなく、人との出会いによって成長できるものだという趣旨の考えを語っています。また、他人と比較することより、自分自身の成長を感じて楽しむことを大切にしていました。
テレビでは強靱な肉体や限界へ挑む姿が目立ちますが、指導者としては「全員を競技者にすればいい」と考えているわけではないようです。このあたりは、見た目の豪快さとは少し違う一面です。
真伍とAYAの結婚やテレビ出演も気になる
妻はフィットネスプロデューサーのAYA
真伍さんの妻は、フィットネスプロデューサーとして活躍するAYAさんです。
AYAさんは2024年7月7日に結婚を発表。二人は2025年3月にハワイで挙式しています。
夫婦そろって日常的に体を鍛えているだけでなく、ペアフィットネスの企画にも登場しました。生活と仕事、共通の関心がすべてフィットネスでつながっている夫婦です。
AYAさんは知名度が高いため、真伍さんを「AYAの旦那さん」として知った人もいるでしょう。しかし、真伍さん自身もクロスフィットの日本王者であり、世界大会への出場経験を持つアスリートです。
有名トレーナーとその夫というより、実力者同士が結婚したという方が二人にはしっくりきます。
二人が並ぶと似て見えるのは筋肉だけではない
真伍さんとAYAさんは、どちらも筋肉質で身長も近いため、並んだ姿が似ていると感じる人もいるようです。
ただ、共通点は外見だけではありません。二人とも体を鍛えることを仕事にしながら、自らも挑戦を続けています。
フィットネスは、口で理論を説明するだけでは説得力を持たせにくい世界です。自分自身が日々トレーニングを続け、その姿を見せる必要があります。その点で二人は、仕事に対する感覚も近いのでしょう。
夫婦で一緒にトレーニングするとなると、普通なら片方が音を上げそうなものですが、この二人の場合はどちらも簡単には引かなさそうです。家の中まで常に本気の勝負、というわけではないでしょうが、かなり刺激の多い夫婦であることは想像できます。
「全世界極限サバイバル2026」などテレビでも活躍
真伍さんは競技や指導だけでなく、テレビ番組にも出演しています。
所属事務所のプロフィールには、TBS系の「MUSOU」「全世界極限サバイバル2026」「櫻井・有吉THE夜会」「大晦日オールスター感謝祭」への出演歴が掲載されています。
体力や精神力を試す番組に、クロスフィットの日本王者が登場する。肩書きだけでも番組との相性は抜群です。
初めてテレビで見た人には突然現れた筋肉自慢の人物に映るかもしれません。しかし、その体の中には、器械体操、ヒーローショー、スタント、アメフト、海外生活、クロスフィット世界大会という経験が詰まっています。
テレビ出演をきっかけに「真伍って何者?」と検索されるのは、知名度以上に身体能力が目を引くからなのでしょう。
まとめ
真伍は身体能力を武器に世界へ挑んできたクロスフィット選手
真伍さんは、フィットネスプロデューサーAYAさんの夫であり、日本人男子初のアジアチャンピオンに輝いたクロスフィットアスリートです。
3歳から始めた器械体操を出発点に、ヒーローショー、スタントマン、アメフト選手と、体を使う世界を渡り歩いてきました。24歳でアメリカへ渡ったことが転機となり、クロスフィットという、それまでの経験をすべて生かせる競技に出会っています。
肩書きだけを並べると、かなり派手です。しかし本当に印象的なのは、完成した道を歩いたのではなく、その時々で新しい環境へ飛び込み、自分に合う道を見つけてきたことでしょう。
- 真伍の本名は諸正真伍
- 1986年12月26日生まれで岐阜県出身
- 2026年9月現在の年齢は39歳
- 身長は176センチ
- 3歳から14歳頃まで器械体操に取り組んだ
- 高校時代にはヒーローショーへ出演した
- 18歳から22歳頃までスタントマンとして活動した
- 社会人アメフトのトライアウトに合格した経験を持つ
- 24歳で渡米しクロスフィットと出会った
- 日本人男子初のクロスフィット・アジアチャンピオン
- 2019年には世界大会へ出場した
- 2019年と2023年にクロスフィット日本大会で優勝した
- 妻はフィットネスプロデューサーのAYA
- 2024年7月7日に結婚し2025年3月にハワイで挙式した
- テレビでも身体能力を生かした企画に出演している
「AYAの旦那さん」で終わらせるには、あまりにも経歴が濃い人物です。真伍さんが何者なのか一言で表すなら、さまざまな挑戦を重ねながら自分の身体能力を磨き、世界へ進んだクロスフィットアスリートといえるでしょう。

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