『左ききのエレン』の原作者として知られる漫画家・かっぴーさん。
会社員から漫画家へ転身して成功しているだけに、「かっぴーさんの年収はいくらなんだろう?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、現在の具体的な年収は公表されていません。しかし、かっぴーさん本人は過去に、脱サラして漫画家になった1年目で年収1000万円を超え、その後には年収2000万円を超えたことも明かしています。
さらに別の本人発言では、漫画家になった初年度以降、少なくともその発言当時までは毎年年収が増えていたことも語られていました。
つまり、単なるネット上の推測ではなく、本人の発言から「漫画家としてかなり高い収入を得てきた」ことが確認できます。
この記事では、かっぴーさんの年収について公表されている情報を整理しながら、なぜ会社員時代より収入が増えたのか、漫画や広告案件などどのような仕事が収入につながっているのかを詳しく見ていきます。
かっぴーの年収はいくら?1000万円・2000万円超の本人発言を調査
- 現在の具体的な年収は公表されていない
- 漫画家1年目で年収1000万円を超えていた
- その後は年収2000万円も超えていた
- 毎年年収が増えていた時期もある
現在の具体的な年収は公表されていない
かっぴーさんの現在の年収について、具体的に「○○万円」と確認できる数字は公表されていません。
そのため、現在の年収を数千万円、あるいはそれ以上と断定することはできません。
ただし、かっぴーさんの場合は年収について本人自身がかなり踏み込んだ発言をしています。その内容から、一般的な漫画家の推定年収を当てはめるよりも、かなり具体的に収入規模を考えることができます。
過去には自身の年収について「現在の年収は伏せる」としたうえで、脱サラ1年目に1000万円を超え、その後には2000万円を超えた時期があったことを明かしています。
つまり少なくとも過去に年収2000万円を突破した経験があることは、本人の発言から確認できます。
一方で、漫画家やクリエイターの収入は会社員のような固定給ではありません。連載本数、単行本の売れ行き、広告案件、原作の仕事などによって年度ごとに大きく変化する可能性があります。
そのため、「過去に2000万円を超えていたから現在も必ず2000万円以上」と考えるのも適切ではないでしょう。
分かっていることを整理すると、「現在の正確な金額は非公開。ただし過去に1000万円、さらに2000万円を超える年収を得ていた」というのが最も確実な答えになります。
漫画家1年目で年収1000万円を超えていた
かっぴーさんの年収を考えるうえで特に注目したいのが、漫画家として独立した最初の年です。
本人は、会社員だった20代のころに「年収1000万円」に憧れていたことを明かしています。そして漫画家になった初年度で、その目標だった年収1000万円を超えることができたと語っています。
会社員から独立したばかりの1年目で1000万円を超えたというのは、かなり印象的なエピソードですよね。
しかも、かっぴーさんは漫画家としてスタートした時点から高額な原稿料を得ていたわけではありません。
『左ききのエレン』の初期には、4話分の原稿料が4000円、つまり1話あたり1000円だったことも明かしています。
数字だけを見ると、漫画だけで生活していくのは難しそうに見えます。しかし、かっぴーさんは当時から漫画を使った企業広告などの需要が伸びると考えていました。
実際に独立後はPR漫画などの広告案件を受注し、仕事の単価を徐々に引き上げています。
漫画の原稿料だけを見るのではなく、自分の漫画や企画力を企業の広告にも活用することで収益を広げていったわけです。
広告代理店で働いていた経験と漫画家としての能力を組み合わせたことが、独立1年目から大きな収入につながったと考えられます。
その後は年収2000万円も超えていた
さらに驚くのは、年収1000万円がかっぴーさんにとって最高到達点ではなかったことです。
本人は年収について語った際、1000万円を超えて喜んだ後、「年収2000万円を超えた辺り」でさらにお金が欲しくなったという趣旨の発言をしています。
この発言から、少なくとも一時期は年収2000万円を超えていたことが分かります。
ただし、そこで現在の年収については明言せず、具体的な金額を伏せています。
そのため、3000万円、5000万円、1億円など具体的な数字まで推測するのは避けた方がよいでしょう。
それでも、本人が自ら「2000万円を超えた」と明かしているため、売れっ子漫画家・漫画原作者としてかなり高い収入を得ていた時期があるのは確かです。
また、かっぴーさん自身は年収が増えたことで生活が劇的に変わったという感覚はあまりなかったようです。
年収500万円と1000万円を比較しても、持っている物のグレードや外食できる頻度が少し違う程度だったという趣旨の考えも語っています。
高収入になった本人だからこそ出てくる、お金に対する実感のこもった言葉ですね。
毎年年収が増えていた時期もある
かっぴーさんは別の文章で、漫画家になった初年度に年収1000万円を超えた後、その発言時点まで「毎年年収は増え続けている」と明かしていました。
つまり、一度ヒットして一時的に収入が増えただけではなく、少なくとも一定期間は継続して収入規模を拡大していたことになります。
その一方で、本人は年収が増えることへの不安も語っています。
収入が増えれば安心するようにも思えますが、かっぴーさんの場合は「いつ下がるのだろう」と将来的に収入が減少することを心配するようになったそうです。
これは会社員とは異なるクリエイターならではの感覚かもしれません。
人気作品を生み出したとしても、次の作品が同じように売れる保証はありません。連載や広告案件なども永遠に続くわけではないため、現在の高収入が将来も続くとは限らないからです。
実際、かっぴーさんは35歳を過ぎたころから、稼いだお金をアート購入や自身の会社などに使い、社会へ還元することも意識するようになったと語っています。
医療従事者や飲食店を支援するクラウドファンディングなどに、合計500万円ほどを回したことも明らかにしています。
こうしたエピソードを見ると、単に年収の数字を増やすことだけではなく、「自分にはどれくらいのお金が必要なのか」という価値観にも変化があったようです。
かっぴーの年収が高い理由は?漫画・広告案件など収入源を調査
- 広告案件の単価を上げて収入を伸ばした
- 漫画家だけでなく漫画原作者として多数の作品を手掛けている
- 会社員時代より現在の仕事の方が収入は高かった
- 年収だけでなく自分の得意分野を仕事にしたことが成功につながった
- まとめ
広告案件の単価を上げて収入を伸ばした
かっぴーさんの収入を考えるとき、漫画の原稿料だけで判断するのは難しいでしょう。
独立当初から大きな柱になっていたとみられるのが、企業の広告案件です。
かっぴーさんは会社員時代に広告業界で働いていた経験があり、SNSで活躍する漫画家を企業広告に起用する需要が伸びていることを早い段階から感じていました。
実際、漫画家として注目され始めたころには企業から広告の仕事が入り、イラストを納品して5万円弱だった案件もあったそうです。
専業漫画家として生活するには決して安心できる金額ではありませんが、かっぴーさんはここに将来性を感じていました。
そして独立後には、同じ金額で仕事を受け続けるのではなく、案件を重ねながら受注金額を3倍、10倍と上げていったことを明かしています。
この「単価を上げる」という考え方が、独立後の年収アップに大きく影響したと考えられます。
漫画家というと、雑誌の原稿料や単行本の印税だけで稼いでいるイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、かっぴーさんの場合は漫画を広告コンテンツとして活用できることも強みです。
広告代理店で培ったビジネス感覚と、漫画を作る能力。この2つを持っていたことが、一般的な漫画家とは少し違う収益モデルにつながったのでしょう。
漫画家だけでなく漫画原作者として多数の作品を手掛けている
かっぴーさんは『左ききのエレン』だけを手掛けている漫画家ではありません。
漫画家・漫画原作者として複数の作品に関わっており、『アントレース』『15分の少女たち-アイドルのつくりかた-』『晴天のデルタブイ』などでも原作を担当してきました。
『左ききのエレン』もインディーズで始まった作品から、『少年ジャンプ+』でリメイク版が連載されるまでに成長しています。
作品の広がりとともに読者数も増えていき、ドラマ化などメディア展開にもつながりました。
こうした実績が積み重なれば、漫画や原作そのものから得る収入だけでなく、漫画家としての知名度や信用も高まります。
それによって新しい連載や広告案件など、次の仕事につながりやすくなることも考えられます。
さらに、かっぴーさんは株式会社なつやすみの代表でもあります。
個人で漫画を描くだけではなく、自身のクリエイティブを事業として展開している点も特徴です。
ただし、会社の売上と本人の年収は同じではありません。会社の売上高などから個人の年収を推測できる情報も確認できないため、「会社経営者だから年収○千万円」といった単純な計算はできません。
あくまでも分かっているのは、漫画、漫画原作、広告など複数の領域で仕事をしてきたということです。
会社員時代より現在の仕事の方が収入は高かった
かっぴーさんは漫画家になる前、広告代理店やWeb制作会社で会社員として働いていました。
広告代理店というと高収入のイメージがありますが、本人は漫画家になった後の収入について、会社員時代より「圧倒的に今の方がいい」という趣旨の発言をしています。
独立する際には、「会社員時代の年収を下回ったら今の仕事を辞めよう」と考えていたそうです。
ところが、結果的には独立1年目から年収1000万円を超え、その後も収入を伸ばしていきました。
会社員として安定した給料を受け取る働き方から、自分自身の作品や企画の価値がそのまま収入に反映される働き方へ移ったことになります。
もちろん、独立すれば誰でも収入が増えるわけではありません。
かっぴーさん自身、会社を辞めた時点では貯金が20万円ほどだったことも明かしており、決して十分な資金を用意して独立したわけではありませんでした。
それでも独立を決断できた背景には、漫画を使ったPR需要が伸びるという見通しと、自分ならそこに仕事を作れるという手応えがあったようです。
単なる勢いではなく、広告業界にいた経験から市場の変化を読んでいたことも、収入アップにつながった重要なポイントといえそうです。
年収だけでなく自分の得意分野を仕事にしたことが成功につながった
かっぴーさんの年収について調べると、単純に「売れた漫画家だから稼げた」というだけではないことが見えてきます。
広告代理店時代にはデザインの仕事を経験し、その後Web制作会社を経て漫画家として独立しています。
本人はデザインそのものについては第一線のデザイナーと比べて自分の強みではなかったという趣旨の話をしていますが、一方でアイデアや企画を考えることを得意としていました。
漫画家になってからも、その企画力は作品づくりだけでなく企業広告などに活かされています。
「漫画を描ける人」というだけでなく、「広告が分かる漫画家」「企画を考えられる漫画原作者」という複数の強みを組み合わせたことが、かっぴーさん独自の価値につながったのでしょう。
そして、その価値が高まるにつれて仕事の単価も上がり、会社員時代より大きな収入を得るようになったと考えると納得できますね。
かっぴーさん自身も、自分が描きたいものを描き、好きな仕事をしながらお金を稼いで暮らしているという点では、自分を成功者だと評価する趣旨の発言をしています。
年収1000万円や2000万円という数字は確かに目を引きますが、その背景にあるのは、自分の得意分野を把握し、漫画・企画・広告という形で仕事につなげてきたキャリアだったといえるでしょう。
まとめ
- かっぴーの現在の正確な年収は公表されていない
- 本人は脱サラ1年目に年収1000万円を超えたと明かしている
- その後には年収2000万円を超えた時期があったことも本人が語っている
- 現在の金額については本人が伏せているため具体的な推測はできない
- 漫画家になった初年度以降、発言当時まで毎年年収が増えていたという
- 『左ききのエレン』初期の原稿料は4話で4000円だった
- 独立初期には企業広告のイラスト案件を5万円弱で受けたこともあった
- 広告案件では受注金額を3倍、10倍と段階的に上げていった
- 漫画だけでなく漫画原作や企業広告など複数の仕事を手掛けている
- 『左ききのエレン』以外にも複数作品の原作を担当してきた
- 株式会社なつやすみの代表でもある
- 会社員時代より漫画家になってからの方が収入は大きく増えた
- 広告業界で培った経験と漫画・企画力を組み合わせたことが強みになっている
- 過去の実績から高収入だったことは確認できるが、現在の年収を断定することはできない

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