「岡田斗司夫さんは東大出身なの?」「最終学歴はどこ?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、岡田斗司夫さんは東京大学の卒業生ではありません。大阪電気通信大学に合格して籍を置いていましたが、本人は大学を卒業しておらず、最終学歴について「高卒」と語っています。
一方で、その後は東京大学教養学部などで講師を務めました。そのため「東大」という言葉と岡田斗司夫さんが結び付けられ、学歴について少し分かりにくくなっているようです。
ここでは大学受験から大阪電気通信大学での学生生活、大学を卒業しなかった理由、さらに東京大学で教える側になった経歴まで詳しく見ていきます。
岡田斗司夫の学歴は高卒?大阪電気通信大学での学生時代
- 最終学歴は高卒と本人が語っている
- 大学受験では一度失敗して1年間浪人した
- 大阪電気通信大学に合格して進学した
- 大学卒業ではなく除籍だったと明かしている
- 大学では授業よりSF研究会の活動に熱中した
最終学歴は高卒と本人が語っている
岡田斗司夫さんの学歴で最も重要なのは、本人自身が「最終学歴は高卒」という趣旨の発言をしている点です。
プロフィールサイトなどでは大阪電気通信大学の名前が記載されているケースもあり、「大学卒業なのでは?」と思ってしまうかもしれません。しかし本人の説明によれば、大阪電気通信大学には入学したものの卒業していません。
さらに一般的な「大学中退」とも少し事情が異なります。本人は大学を自分から退学したというより、学費を納めなかったことなどによって最終的に学籍を失ったと説明しています。
そのため、本人の発言を基準に整理すると、岡田斗司夫さんの最終学歴は高卒と考えるのが自然でしょう。
東京大学で講師をしていた経歴があるため高学歴のイメージを持たれやすい人物ですが、「どこの大学を卒業したのか」という意味での学歴と、「どこの大学で教えていたのか」という職歴は分けて考える必要があります。
大学受験では一度失敗して1年間浪人した
岡田斗司夫さんは、自身の大学受験についてかなり率直に語っています。
高校3年生の現役時代には大学を受験したものの不合格が続き、その後1年間浪人したとされています。
ところが浪人中も順調に受験勉強を続けていたわけではなく、本人は予備校をサボることもあり、現役時代より学力が落ちたという趣旨の話もしています。
そこで2回目の受験では方針を変え、自分の当時の学力に合った大学を受験。その結果、合格したのが大阪電気通信大学でした。
現在の岡田斗司夫さんからは、豊富な知識を持つ評論家・文筆家という印象を受けます。そのため、大学受験で苦戦し浪人まで経験していたという話は意外に感じる人もいるかもしれませんね。
大阪電気通信大学に合格して進学した
浪人を経験した岡田斗司夫さんが最終的に合格したのが、大阪電気通信大学です。
岡田さん自身は当時の大学について自虐的に振り返っており、自分が入学した頃は入試難易度が高い大学ではなかったという趣旨の発言をしています。
ただし、これはあくまでも本人が当時を振り返って語った評価です。現在の大阪電気通信大学の入試難易度をそのまま表すものではありません。
また、岡田さんにとって大阪電気通信大学への進学は、単に学歴を得るためだけの出来事ではありませんでした。
大学という場所でSF関係の仲間と出会い、活動を広げていったことが、その後の人生につながる大きなきっかけとなっています。
本人も大学について、勉強だけではなく同世代と出会い、自分の可能性を試す場所という趣旨の考えを語っています。
大学卒業ではなく除籍だったと明かしている
大阪電気通信大学について特に間違えやすいのが、「卒業」「中退」「除籍」の違いです。
岡田斗司夫さん本人の説明では、大学には合格して入学したものの、卒業はしていません。
大学1年目に履修届を出し忘れたことを本人が語っており、その結果、授業を受けても単位を取得できない状況になったとされています。
その後、大学の授業から次第に離れていき、学費も納めなくなったことから、最終的には学籍を失ったという趣旨の説明をしています。
本人自身が「大学退学ですらない」「最終学歴は高卒」という趣旨で振り返っているため、「大阪電気通信大学卒」と紹介するのは正確ではありません。
分かりやすく整理すると、「大阪電気通信大学に入学して在籍したものの、卒業せず学籍を失った」という経歴になります。
大学では授業よりSF研究会の活動に熱中した
大学の授業から離れてしまった岡田斗司夫さんですが、大学生活そのものが無意味だったわけではありません。
むしろ岡田さんのその後を考えると、大学時代に力を注いだSF関係の活動が非常に大きな意味を持っています。
本人は大学でSF研の活動に参加し、そこでさまざまな仲間と交流したと語っています。
その後、SF大会や自主制作映像などの活動へつながり、1981年には第20回日本SF大会「DAICON III」の開催にも関わりました。
こうした活動の中には、後にアニメ業界で活躍するクリエイターも参加しており、やがてDAICON FILMやガイナックスへとつながっていきます。
岡田さん自身も、大学へ進学したことでSF研の仲間と出会えたことを重要な経験として振り返っています。
卒業資格は得られなかったものの、人との出会いや活動という意味では、大学時代がその後の人生を決める重要な時期だったといえそうです。
岡田斗司夫の学歴と東大の関係は?講師になった経歴を解説
- 東大卒ではなく東京大学で教える側だった
- 東京大学ではオタク文化などを講義していた
- ほかの大学でも講師や客員教授を務めている
- 学歴コンプレックスがあるという噂はどうなの?
- 本人は学歴を若いうちに使えるカードと考えている
- まとめ
東大卒ではなく東京大学で教える側だった
岡田斗司夫さんについて「東大」という言葉を見かけることが多いため、東京大学出身だと思っている人もいるかもしれません。
しかし、岡田さんは東京大学を卒業した人物ではありません。
東京大学との関係は学生ではなく、講師として教える側だったことによるものです。
岡田さんはガイナックスの経営などを経験した後、オタク文化に詳しい評論家・文化人として大学教育にも関わるようになりました。
大学を卒業していない人物が、その後に東京大学で教える立場になったという経歴は珍しく、岡田さんの学歴が注目される理由の一つになっています。
つまり、「東大」という経歴自体は間違いではありませんが、「東大卒」と「東大で講師を務めた」では意味が大きく異なります。
東京大学ではオタク文化などを講義していた
岡田斗司夫さんは1990年代に東京大学教養学部で講師を務めています。
確認できる情報では、1994年10月から1995年3月まで特別講師を務め、サブカルチャーを題材とした「マルチメディア概論」を担当したとされています。
その後もオタク文化をテーマにした講義を行い、その内容は『東大オタク学講座』という書籍にもつながっています。
岡田さんが大学で評価されたのは、一般的な学問分野で学位を積み重ねてきたからというより、アニメ制作やSF活動、ガイナックス経営などを通じて蓄積した独自の経験と知識があったからと考えられます。
つまり岡田さんの場合、「大学を卒業して専門家になった」という一般的なルートではありません。
実社会で専門性を築き、その経験や知識を大学で教える立場になったという、少し特殊なキャリアを歩んでいます。
ほかの大学でも講師や客員教授を務めている
岡田斗司夫さんの教育活動は東京大学だけではありません。
東京大学で講義したほか、立教大学などでも講義を行ったとされています。
また、2005年には大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科の客員教授を務めています。
岡田さんはアニメ制作会社ガイナックスの創業に関わり、「オタク」という文化を早い時期から分析・言語化してきた人物として知られています。
学校教育の中で得た学歴や学位だけではなく、実際の活動によって積み上げた知識や経験が評価され、大学での教育活動につながったと考えられます。
最終学歴が高卒でありながら複数の大学で教える立場を経験している点は、岡田斗司夫さんの経歴の中でも特に特徴的な部分ですね。
学歴コンプレックスがあるという噂はどうなの?
岡田斗司夫さんについては「学歴コンプ」という言葉も見られます。
確かに岡田さん自身、大学受験について失敗した経験を語っており、最終学歴についても高卒であることを明かしています。
ただし、これだけを理由に現在も強い学歴コンプレックスを持っていると断定することはできません。
むしろ本人の発言を見ると、自分が大学を卒業できなかったことを隠している様子はなく、受験失敗や大学生活の失敗についても比較的率直に語っています。
さらに、自身が大学を卒業していないからといって学歴そのものを否定しているわけでもありません。
若い人に対しては、取れるのであれば学歴を持っておいた方がよいという趣旨の考えを示しています。
そのため、「学歴コンプレックスがあるから学歴を否定している人物」と単純に捉えるのは、本人の発言とは少し違うと考えられます。
本人は学歴を若いうちに使えるカードと考えている
岡田斗司夫さんの学歴観は、自身の経歴を知ったうえで見ると興味深いものがあります。
学歴について質問された際、岡田さんは若いうちに持っていると役立つ「カード」のようなものとして説明しています。
まだ仕事上の実績や特別な能力を持っていない10代や20代にとって、学歴は自分の能力を示す一つの材料になるという考えです。
一方で、「学歴さえあれば人生に成功できる」という考え方ではありません。
岡田さん自身は大学を卒業していませんが、SF活動や人との出会いをきっかけにガイナックス創業へつながり、その後は作家や評論家、講師として活動してきました。
つまり岡田斗司夫さんは、「学歴は意味がない」と完全に否定しているわけでも、「高学歴でなければ成功できない」と考えているわけでもありません。
使える選択肢の一つとして学歴を評価しながら、それ以外の経験や専門性によって人生が大きく変わる可能性も自身の経歴で示しているといえそうです。
まとめ
- 岡田斗司夫さん本人は最終学歴について高卒と語っている
- 高校卒業後の大学受験では不合格を経験し1年間浪人した
- 浪人後に大阪電気通信大学へ合格して進学した
- 大阪電気通信大学は卒業していない
- 本人によると最終的に大学の学籍を失った
- 大学ではSF研究会などの活動に力を注いだ
- 大学時代の人脈や活動が後のガイナックスにつながった
- 東京大学の卒業生ではない
- 東京大学とは学生ではなく講師として関係していた
- 東京大学でオタク文化などをテーマに講義していた
- 大阪芸術大学の客員教授なども務めている
- 学歴コンプレックスがあると断定できる根拠は確認できない
- 本人は若い人にとって学歴は役立つカードの一つと考えている
- 学歴だけではなく経験や専門性で独自のキャリアを築いてきた

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